もっと身近な森林について関心、
危機感を持ってもらいたい
日本国内においては、国際基準であるFSC森林認証は非常に認知度が低いのが現状であり、たとえ普及しても消費者の立場からみると国産材に限らず外材についても認証材であれば同等の扱いで求めてくると思います。
これからは、グローバルな視点で森林環境を捉える消費者が増える傾向にありますが、もっと身近な森林について関心、危機感を持ってもらいたいと思います。
こうしたことから、国産材であり且つFSC認証材というものが非常に重要なことと考えています。
FSCの中には、今は忘れられているが、かつて昔のから言い伝えられたきた、山の大切さ、木の文化、木の良さというものが多分に含まれています。
それを取り戻すには、相当な時間がかかります。やはり、小さい頃からの習慣付け、教育が必要だと痛感しています。
したがって、当組合が申請する製品は、長期的に見て小さなお子さまから木にふれあい親しみをもっていただくことを第一に考えています。
「モッキーで遊んで森を守る」という物語性のある教育玩具として普及したいと考えています。
東白川村森林組合は、地域の森林所有者が組織する協同組合です。主たる業務は、組合員の森林管理を始め木材の生産及び販売です。
現在、林業は経済的に成立たなくなり森林の破壊が深刻な問題になっています。
当地域では、国際基準であるFSC森林認証を取得し、一時的な経済活動だけでなく
1.森林を破壊しない
2.
地域社会の利益となる
3.
経済的にも持続が可能な森林経営
を目指しています。